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年金研究会

[寄稿-チョン・ソンフン]2090年の国民年金枯渇と収益率の錯視(2026.02.24.)

2026.02.26
  • #연금특위
[寄稿-チョン・ソンフン]2090年の国民年金枯渇と収益率の錯視(2026.02.24.)

(本コラムを、年金研究会は時宜を得たコラムとして評価する!

このような視座から我が国の年金問題に接近することが必要であると、年金研究会は断言する!)

2025年、韓国の国民年金は国内外の株式市場の急騰の影響により、前例のない運用成果を記録した。

年間収益率は20%を上回り、運用益も200兆ウォン前後に達したと推定される。

これに伴い、国民年金の枯渇時点が従来の2057年から最大2090年まで先送りされうるとの見通しが示されると、「年金問題は解決されたのではないか」という期待混じりの反応も現れた。

しかし、本年1月現在、こうした楽観論はむしろ年金改革の本質を覆い隠す危険が大きい。

何よりも、今回の成果は構造的改善の結果というよりも、市場の急騰に伴う一時的効果に近い。

国内外の株式相場の上昇と国民年金の高い株式比重とが相まって現れた結果にすぎず、これを持続可能な趨勢として受け止めることは難しい。株式比重が高いほど、収益率の変動性も大きくなる。市場が調整局面に入る瞬間、年金の収益率もまた急激に悪化せざるをえない。結局のところ、「2090年枯渇」という見通しは、特定年度の異例の成果を前提とした条件付きシナリオにすぎない。

(中略)

国民年金の持続可能性のためには、構造的改革と信頼回復とが同時に必要である。保険料率と受給基準を含む中長期の財政安定化方策は、もはや先送りできない。

同時に、株式偏重リスクを緩和し、海外・オルタナティブ投資を含む安定的な資産配分体系を強化しなければならない。

あわせて、財政見通しと運用成果を国民に透明に公開し、政治的介入を遮断する独立的なガバナンスの構築も不可欠である。

年金は世代と世代とをつなぐ社会的契約だからである。

(中略)

2025年の高い収益率は、確かに喜ばしい報せである。しかし、成果に酔って構造的問題を覆い隠してはならない。

いま我々に必要なのは、一時的な収益ではなく、誠実な改革と責任ある選択である。

年金は、一つの世代が次の世代に引き継ぐ約束である。

この約束が揺らがぬよう、いまこそ実質的な改革に乗り出すべき時である。

https://n.news.naver.com/article/088/0000998248?sid=110

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