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年金研究会

人生100歳時代における幸福の方程式

2012.11.30

[ソウル新聞・開かれた世界・2012年12月1日]

ユン・ソンミョン 韓国保健社会研究院 研究委員

ユン・ソンミョン 韓国保健社会研究院 年金研究センター長

福祉問題に関連して海外出張が多い筆者が、最近感じている点は、10年余り前に比べて福祉先進国が我々を扱う態度が大きく変わったということだ。自国内の福祉論争に関連して、「韓国のあなたたちは今どのようにしており、展望はどうなのか」という質問を頻繁に受ける。かつての無視の対象から関心の対象へと我々が上がったことは間違いなさそうだ。新興国の中で例を見ない高い経済成長と民主化の達成が、このような関心を呼び起こす背景にあるようだ。

しかし、外部からはこのように我々を羨み、追随しようとしているが、当の我々は以前ほど幸せだと感じられていないのが現実だ。そして国民の幸福度が低いため、いっそう福祉問題が時代的な話題となっている状況である。

だとするなら、最近話題に登場する先進国型(スカンジナビア型)の福祉制度を導入すれば、我々の国民の低い幸福度が画期的に上がるのだろうか。参考までに、スカンジナビア諸国の国家負債は国内総生産比50%前後である。これらの国の共通点は、高福祉制度を運営しているが、当代の世代がそれだけ負担しながら制度を導いている点だ。2000年代初めまで我々のロールモデルであった日本はどうだろうか。長期的な景気後退と高齢者人口の急増により、日本の国家負債はすでに国内総生産比200%を超えた。1990年代初めには30%台前半だったものが、20年の間に6倍以上に急増したのである。並の国家であればすでに国家破綻の危機を何度も経験した規模だが、日本はどうにか世界経済を席巻しながら蓄えてきた莫大な資産があるため耐えている。多くの部分で日本と類似している我々の20年後はどうなるだろうか。想像するだけで背中に冷や汗が出る。

現在、我々は歴史上最大の人口ボーナス期間を享受している。1955年から1963年の間に出生した約760万人の良質な労働力が、引退を前に最後のあがきをしている時点である。彼らが労働市場からすべて去るとき、我々は恐ろしい状況に直面することになる。世界で最も低い出生率に代表される少ない扶養人口が、我々の歴史上最大規模の高齢者集団を扶養しなければならないからだ。2040年に我が国の全人口のうち38%が65歳以上の高齢者になるという展望は、国家の存立の次元においても深刻な状況である。我々の歴史上最大の人口ボーナス期間である今でさえ、65歳以上の高齢者500余万人を適切に扶養できず四苦八苦している状況において、65歳以上の人口が3~4倍に増える将来にはどうするつもりか。

我々が西洋式の福祉国家モデルを導入すれば、これらの問題を解決できるだろうか。日本のようにならないために、今よりも2倍以上の税負担を前提に高い水準の福祉を行えば、国民の幸福度が画期的に上がるのだろうか。我々の歴史上、国の威信は最も良さそうに見えるが、国民の生活満足度は最も低いこの状況で、我々が行くべき方向はどこにあるのか。ますます深化する所得の二極化問題が政府の政策的な努力である程度解消されたとしても、それが果たして国民の低い幸福度を画期的に高めることができるだろうか。その可能性が低いという方に一票を投じたい。何よりも、経済的にかなり裕福な人々でさえ、あれこれの理由で生活満足度が高そうに見えないからだ。

個人が感じる幸福度が「物質的な消費水準」と「幸福に対する主観的な期待値」に左右されるとするなら、これまで我々は「幸福に対する高い期待値」を達成するために、物質的な消費を増やす方向に全力を尽くしてきたようだ。しかし、人生100歳時代を間もなく迎える今、幸福に対する我々の価値基準を少しは変えるべき時になったと思われる。物質的な消費水準を高めようとする努力と同じくらい、「幸福に対する高い期待値」を下げる方向へ、我々の幸福方程式を変えていかなければならないのである。もちろん、最小限の前提条件がある。いくら努力しても最小限の生活維持さえ困難な人は、政府が積極的な政策努力で支援すべきであるということ、そして個人が努力した分だけは暮らせていると感じられるよう、社会的合意を通じて葛藤を癒やすことができる社会システムを構築すべきだということである。

出典:ソウル新聞(原文を見る)

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